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UTAUを用いた歌うボイスロイドの作り方【VOICELOID】

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こんにちは、DolphinE(どるふぃーね)です。

2月11日に公開したオリジナル曲「アイの唄」にて、初めて歌うボイスロイドに挑戦したので、今回はそのやり方について解説していきたいと思います。

UTAUを用いてライブラリを作成!

歌うボイスロイドの方法はいろいろありますが、今回僕がご紹介するのはUTAUを用いてライブラリを作成するという方法です。

UTAUについての概要は、ニコニコ大百科の記事が分かりやすくまとまっているかなと思います。

まあ要約すると、個人でもボカロのライブラリみたいなものが作れるソフトといったところでしょうか?

歌うボイスロイドとはいっても、正直やることはUTAUのライブラリ作成とほとんど同じなので、ボイスロイドの知識よりもUTAUの知識の方が必要になりましたね…

UTAUのライブラリの作り方について、僕はこちらのページをよく参考にしてました。

UTAUを用いた歌うボイスロイドの流れとしては、

1,ボイスロイドで五十音を1つずつ読み上げし、バラバラに書き出す
2,UTAU上や外部ツールで原音設定(ここまでがライブラリの作成)
3,UTAUで実際の歌の調声

の3つがあります。

ボイスロイドでの読み上げについて

まず最初にやるのは、ボイスロイドで五十音を読み上げすることです。
五十音というか、上記でご紹介したページの音節一覧の表ですね。

読み上げの際には、「あ」「い」「う」…というように1文字ずつ入力するよりも、「ああ」「いい」「うう」…か「あー」「いー」「うー」…のように入力し、少し伸ばした発音をさせてあげるのが良いと思います。

このときのボイスロイドの調声についてですが、自分は抑揚を0にし、それ以外はデフォルトで行ないました。

ただ、UTAUで原音設定を行なうことを考えると、別に抑揚は0でなくてもいいような気はします。

また、それ以外の部分についてもいじってみることで、同じボイスロイドでも違ったキャラクターのライブラリに仕上げることができるのではないかと思っています。

書き出しの際は、「1文毎に区切って複数のファイルに書き出す」を選んで書き出すと良いでしょう。

しかし、UTAUの音源を作るには、ファイル名を発音した音と同じにする必要があるのですが、ボイスロイドの書き出しでそのような設定はできないようだったので、書き出したもののファイル名を1つずつ直していく必要があります…

なんとか自動化できたらいいんですけど…

原音設定について

ボイスロイド上で行う作業は以上で、ここからはすべてUTAUを用いることとなります。

UTAUについては、僕自身もあまり詳しくはないので、僕が参考にさせていただいたページのご紹介が中心になります。

原音設定の際に、参考にさせていただいたのは以下の2つです。

歌声合成ツール UTAU 原音設定アドバイス
…このページで、原音設定の基本などを知りました。

setParamを用いた原音設定の解説
…こちらのスライドを参考に、setParamという外部ツールを使って実際の原音設定を行いました。

原音設定については、setParamの自動推定機能にかなり助けられました。
機能的にも操作性的にも、setParamはかなり使いやすかったのでオススメです。

実際の歌の調声について

ここまでがライブラリの作成で、これからがようやく実際の歌を調声していく段階になります。

ここでも、僕が勉強させていただいたページをご紹介します。

デスおはぎのブログ とてもわかりやすいUTAUの使い方 ~導入編~
…「命短し恋せよ乙女」で有名なデスおはぎ様のブログ記事。調声編と合わせて初心者にもすごくわかりやすく、またすぐにできる内容だと思います。

UTAUユーザー互助会@ウィキ 調声について(初心者向)
…UTAU上で調声の際に使う機能についてはここで勉強しました。

UTAUユーザー互助会@ウィキ 調声(入門から一歩先へ)
…上記2つをみながら調声して、慣れてきたときからみるようになりました。ただ、全部に目を通したわけではなく、そのときに必要そうな部分だけをピックアップして試していました。

上記の記事でも書かれていましたが、やっぱりおま☆かせ機能がかなり強いので、基本はこれをベースに調声していくのがいいのかなと思います。

調声中に行き詰まったら、ライブラリ作成へ戻る必要も…

実際に歌の調声を行っている中で、どうしても上手くいかなかったり、違和感のある声質になってしまう可能性もあります。

そういうときには、その音だけボイロの発音まで戻り、ライブラリを修正していくのがいいと思います。

自分が葵ちゃんの調声を行っていたときには、「と」の音を伸ばした際に違和感のある声になってしまいました。

さらに、ボイロでの発音を「とー」、「とお」、「と」などいろいろ変えてみてもあまり結果は変わりませんでした。

しかし、ふとした思いつきで「トースト」と発音させ、「トー」の部分だけを切り取って原音設定を行ったら、感じていた違和感がなくなりました。

なので、ボイロ上での発音の仕方についても、いろいろと模索してみるといいでしょう。

効率的にライブラリの修正を行う方法

とはいえ、ボイロの発音を変えるたびに原音設定を行うのは面倒ですよね…

そこで、比較的効率的にライブラリの修正を行う方法をご紹介しておこうと思います。

方法といっても簡単で、ボイスロイドの音声を書き出す際に、書き出す場所をUTAUのライブラリフォルダに指定し、ファイル名を修正したい音と同じにして上書き保存するだけです。

最初にライブラリを作った際に、1度原音設定は行っているはずですよね。この設定は、ライブラリ内のフォルダが上書きされた後でも生きています。

例えば、「とー」と発音させて原音設定を行った後、「トースト」と発音させたファイルを上書きした場合、「とー」と発音させたときに行った原音設定がそのまま「トースト」という発音に適応されるということです。

こうすることで、いちいち原音設定を行わずとも、いろいろな発音を試すことができます。

もちろん、発音が変われば原音設定も変える必要はあるんですが、とりあえず声質のチェックを行いたいだけであれば、細かい設定はそのままでも問題ありません。

いろいろな発音を試して、「これだ!」と思えるような発音が決まったら、最後にその音に合わせた原音設定を行うのがいいと思います。

UTAUの知識が必要!

いかがでしたでしょうか?

読んでいただければわかるように、この方法ではUTAUを用いた作業がほとんどです。

UTAUに関しては、僕自身もあまり説明できないので、勉強させていただいたページのご紹介しかできませんでした…

ですが、これらのページを見ながら作業していったら、僕でも1~2週間くらいでできるようになったので、ぜひ皆さんにもUTAU式の歌うボイスロイドにチャレンジしてみてほしいなと思います。

ありがとうございました!

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