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歌ってみた

歌宇彩葉さんのカバーにて、ご友人への歌が真っ直ぐ届くような編曲を

投稿日:2020年1月2日 更新日:

こんにちは、DolphinEです。

今回の記事が、2020年最初の更新になります。
今年もよろしくお願いします!

さて、今回の記事では、お互い活動初期から仲良くさせて頂いている歌宇彩葉さんのカバー動画「Best Friend / 西野カナ by 歌宇 彩葉」にて、編曲とミックスダウンを担当させていただいたので、その制作過程等について書かせていただきたいと思います。

彩葉さん初のYouTube投稿&ご友人への誕生日お祝い動画

今回僕がお手伝いさせていただいた動画は、歌宇彩葉さん初のYouTube投稿動画で、さらに投稿日である1月2日にお誕生日を迎えられたご友人への誕生日お祝いの動画でもあります。

僕は、西野カナの楽曲「Best Friend」を、彩葉さんのイメージや歌声に合わせてアレンジし、またボーカルを含めたミックスダウンまで担当させていただきました。

DolphinE
DolphinE
このような素敵で大切な動画の制作に携わることができて、すごく嬉しく感じています…!


今回の記事では、そんな素敵な動画での制作にあたり、僕が考えたり意識したことについてまとめていこうと思います。

主役は彩葉さんで、自分はサポート役という意識

僕が今回の制作において強く意識したのは、今回の動画における主役はあくまで彩葉さんであり、編曲を行う僕はサポート役であるべきだという意識でした。

最初に今回の制作のお話をいただいた時点で、「ご友人への誕生日お祝い動画である」というコンセプトは伺っていました。

この段階で僕は、「自分はサポート役に徹し、目立ち過ぎない方がいい」という考えを持っていました。

POINT

「彩葉さんからご友人への誕生日お祝いの歌」というコンセプトを考えたとき、やはり主役は彩葉さん1人にした方が彩葉さんのお祝いの気持ちがご友人に真っ直ぐ届くと思いました。

もし、僕が自分らしさ全開のアレンジをしていたら、ご友人の意識がアレンジに行き過ぎてしまい、せっかくの彩葉さんの歌の印象が薄れてしまうのではないかと考えたのです。

これがもし、お誕生日を迎えられたのが僕と彩葉さんの共通の友人で、「○○さんがお誕生日だから一緒にお祝い動画を作ろう!」と誘われたのであれば、僕は自分も主役の1人と考え、自分らしさ全開のアレンジをしていたと思います。

ですが、今回はそういうわけではありませんでしたので、編曲についてはなるべくシンプルにするように心がけました。

サポート役という意識を踏まえて決めたアレンジの方向性

以上のような「自分はサポート役である」という意識が一番表れているのは、やはりアレンジの方向性だと思います。

最初にアレンジの方向性を考える際に、彩葉さんのご希望を聞きながらいろいろ相談したり、僕の方でデモを作ったりしたのですが、その過程で原曲に近いような雰囲気にするか、だれでも明らかに原曲と違うと分かるようなアレンジにするのか、という選択をする必要が出てきました。

このとき、この動画のコンセプトと自分自身の役割を考えると、原曲に近い雰囲気にした方が、より彩葉さんの歌が際立ち、ご友人へ彩葉さんの心のこもった歌が真っ直ぐ届くだろうと思い、こちらの方向性を選びました。

この影響は、特に楽器構成で顕著に表れており、原曲とほとんど同じような編成となっています。

DolphinE
DolphinE
もし、「僕と彩葉さんの両方が主役」という意識だったら、同じようなアレンジカバーでかつ一番僕らしさが出ていると思われるDolphinE Remixのような方向性を目指していたでしょうね…

↑「命に嫌われている。(カンザキイオリ様)」のDolphinE Remix

ラスサビの転調アレンジも、より感動的な演出のため

今回の編曲では、ラスサビで原曲にはない転調を盛り込むというアレンジをしています。

これは、僕が個人としてカバー曲を制作する際によく行っている手法のため、ここまで書いてきた「自分はサポート役であるという意識」と矛盾しているように感じられるかもしれません。

ですが、このアレンジについての僕自身の意図としては、自分らしさを出すためというよりも、彩葉さんのご友人により感動してもらうためという理由が強くあります。

DolphinE
DolphinE
やはり最初は、この転調をするかどうか迷った部分があったのですが、そのときにご友人がこの動画を見たときのことを想像しました。


転調するのとしないのでは、どちらの方がご友人に感動してもらえるかなと考えたら、やっぱり転調した方が良いのではないかと思い、このアレンジにさせていただきました。

今回の動画では、ラスサビでの転調アレンジはより有効度が高い

ちなみに、今回のような動画の方が、ラスサビでの転調アレンジの有効度も高いと感じています。

POINT

音楽というのはどんなにいい曲であっても、1番だけ聞いたら満足ということが普通にあると思います(オリジナル、カバー問わず)。

なので、ラスサビに転調アレンジを加えても、全員にそこまで見てもらえるというわけではないと思うんですよね。

ですが、今回の動画は、彩葉さんからお誕生日を迎えられたご友人に向けた歌ですので、間違いなくご友人は最後まで視聴されるでしょう。

であれば、ラスサビでの転調アレンジは、サプライズ的な演出に持ってこいではないか、という考えもあり、この転調を採用することとしました。

ミックスダウン中に偶然発見したテクニック

最後に、ミックスダウンを行っている最中に偶然発見したミックスで使えるテクニックについて、僕自身のための備忘録も兼ねて書いておこうと思います。

それは、オケ全体のリバーブをステレオイメージャーで広げるというものです。

これによって、全体のリバーブ成分が増えたように聞かせることができるほか、ボーカルのオケに対するなじみ方がより良くなると感じました。

DolphinE
DolphinE
このテクニックを発見できたのは本当に偶然で、もともとマスタートラックにインサートしようと思っていたステレオイメージャーを、間違えてリバーブトラックにかけてしまったんです…


最初はそれに気づかずにそのまま再生していたんですが、違和感がないどころかより良くなっていると感じました。

もちろんその後、インサートするトラックを間違えていることに気づき、マスタートラックにインサートした場合も試してみましたが、そちらに比べてもリバーブにステレオイメージャーをかけたほうが、ボーカルのなじみ方がよく、さらに彩葉さんのお好きなリバーブ感の強いふわふわした雰囲気を表現できていると感じ、この偶然発見したテクニックを採用することとしました。

動画のコンセプトと自分の役割を考えて編曲を

いかがでしたでしょうか。

今回の制作では、とにかくこのカバーにおける自分の役割であったり、コンセプトに合わせて彩葉さんのご友人が聴いた時のことを考えるように意識しました。

その結果、僕自身はあまり目立ちすぎないほうが良いという考えに至ったので、何か判断に迷ったときは常にその考えを思い出すようにしていました。

もちろん、編曲というのはクリエイティブな作業なので、自分らしさを全くなくすことはできないし、それはすべきではないと思いますが、何か判断に迷ったとき、こういう判断の拠り所となるような考えがあるといいなと感じました。

今回の制作でそのようなことを強く学ぶことができたので、僕自身にとってもすごく勉強となり、ありがたかったです。

彩葉さん、お声がけくださり本当にありがとうございました!!

また、今回の動画は本当に素敵なので、ぜひたくさんの人に届いてほしいと思っています。

皆さんもぜひ聴いてみてください!!

お声がけいただければ、制作のお手伝いいたします!

若干宣伝っぽくなってしまいますが…www

今のところ、あまり大々的に募集しているというわけではないですが、今回のようにお声がけいただければ、制作のお手伝いやコラボのお誘いは積極的にお受けするようにしています。

作詞、作曲、編曲(オリジナル・カバー問わず)、ミックスダウン、BGM系の制作、オリジナル曲やアレンジカバーでのコラボ、コンピレーションアルバムへの参加などなど…

できることはいろいろあるので、もし何かあればぜひ下記メールアドレスか、もしくはTwitterのDMにご連絡ください!

メールアドレス: dolphine_2525@yahoo.co.jp

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