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サックス用消音器「e-Sax」のレビュー…メリットとデメリット

投稿日:2019年7月11日 更新日:

こんにちは、DolphinE(どるふぃーね)です!

今回は、BEST BRASSが出しているサックス用消音器「e-Saxについて、実際使用してみて感じたことをレビュー記事としてまとめてみようと思います。

e-Saxにはメリットとデメリットの両方ある

個人的には、e-Saxは結構気に入ってはいるんですが、やはりメリットもあればデメリットもあり、決して万能ではないな、というのが素直な感想です。

まずは、メリットとデメリットについて簡単にまとめておこうと思います。

メリット

  • 消音機能は十分
  • 録音機材としても優秀

デメリット

  • 重い、運指がやりにくいなど演奏の障害になる点がある

それでは、これらの点について順番に見ていきましょう。

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e-Saxの2つのメリット

上記の通り、e-Saxには2つのメリットがあります。

消音機能」と「録音機材としての機能」についてですね。
順番に見ていきましょう。

e-Saxのメリット①十分な消音機能

まずは肝心の消音機能についてですが、結論から言えば十分な効果があります。

POINT

具体的に言うと、人がやや大きめの声で話しているのと同じくらいの音量まで抑えてくれます。

この程度であれば、よほど壁の薄いアパートなどでもない限り、周囲の部屋に音が漏れてしまうことはないでしょう。

しくみとしてはかなり単純で、以下の写真のようにサックスをすっぽりと覆ってしまいます。

内側は吸音材で覆われており、これによって音量を抑えているんですね。

DolphinE
DolphinE
ちなみに、写真を見ると吸音材に変なシミのようなものができていますが、これは僕が購入したものが中古品だったためであり、新品であればこういうことはないと思います。


そして、中心部にはピックアップマイクが内蔵されており、ヘッドフォンやイヤホンを刺すことによって、e-Saxを使用していないときと同じくらいの音量感で演奏をすることが可能となっています。

e-Saxの消音機能についての検証

せっかくなので、以前行ったe-Saxの消音機能の効果についての簡単な検証結果をお伝えしておきます。

検証場所は僕のマンションの自室で、これは広さが約6畳間、壁は厚めとなっております。

そして、協力者の友人にベランダに出てもらい、カーテンを閉めた上で、e-Saxを用いてやや大きめの音量を意識してサックスの演奏を行いました。

結果としては、「一応音は聞こえるが、気にならない程度」というものでした。

POINT

ベランダでこの結果であれば、隣の部屋の中までは音は届いていないでしょう。

ですが、外には若干音が漏れてしまいましたので、深夜などの演奏は難しいですね。

e-Saxのメリット②録音機材として優秀

もう一つ、録音機材としての性能ですが、個人的にはこれがすごく優秀だと感じています。

というのも、サックスを録音する場合、普通はスタジオに入り、マイクを立てて録音するという流れになります。

DolphinE
DolphinE
スタジオ代はかかるし、時間の限られている中でマイクを立てて録音の準備をするのは大変だし、正直面倒くさいです…


ですが、上述の通りe-Saxにはピックアップマイクが内蔵されており、これを利用してエレキギターなどと同じようにライン録音をすることが可能なんです!

POINT

これによって、サックスのレコーディングを自宅の中だけで手軽に行うことができるようになりました。

もちろん、マイク録音に比べて迫力などで劣る点はありますが、僕のようなDTMerはミックスダウンで改善することができますので、やはりこの手軽さが非常に魅力的に感じます。

DolphinE
DolphinE
実際、以下の動画はe-Saxによるライン録りで録音していますが、迫力のなさ等は感じないと思います。

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e-Saxのデメリット

ここからは、e-Saxのデメリットについて、詳しく書いていこうと思います。

まず1つは、結構重いです…

POINT

サックスをすっぽりと覆えるくらいなので、当然サイズは大きく、楽器本体の重さと合わせるとかなり重く感じます。

演奏するときは、サックスと同じようにストラップをつけて演奏するのですが、そのせいで全重量が肩に掛かり、肩こりの原因になってしまうと思います。

もう1点、これも重さが原因の1つのようにも感じていますが、運指が少しやりにくいです。

特に、テンポの速く忙しい運指をやろうとすると、普通に演奏しているときよりもミスをしやすいように感じました。

また、この運指のやりにくさと重さのせいで、身体に変な力が入ってしまっているのか、指にも余計な力がかかってしまっているように感じました。

DolphinE
DolphinE
普通に演奏しているときには、そんなことにはなっていなかったと思いますが…


これは、演奏が長時間になってくるほど顕著になってきていたので、おそらくe-Saxを用いた長時間の演奏は避けた方が良いかと思います。

e-Saxの使用に向いている人・向かない人

以上の内容を踏まえて、e-Saxの使用に向いている人と向かない人について考えてみました。

向いている人としては、僕のようにサックス演奏だけでなくDTMもやっている方だったり、演奏動画をよく作ったりしていてレコーディングの機会が多い方だと思います。

POINT

個人的に、e-Saxの最大の魅力はレコーディングに関する点だと思っているので、それを活かせる機会の多い人に向いていると思います。

逆に、録音よりも生演奏の方が多い方は、e-Saxを活かしきれないように思います。

特に生演奏が主体の人にとって、重さや運指のやりにくさといった点は非常に大きなマイナス点になってしまうでしょう。

DolphinE
DolphinE
そういう人には、そのほかにも演奏や練習をできるような場所があると思うので、わざわざe-Saxを導入してまで演奏時間を増やす必要はないんじゃないかなと思います。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

最後に、今回のレビューの要点をまとめておきます。

  • 消音機能は十分!
  • 録音機材としても優秀!
  • 重い、運指がやりにくいなどのデメリットも…
  • オススメはDTMerや録音の機会の多い人!生演奏主体の人には向かない…?

メリット・デメリットともにありますが、僕の場合はe-Saxのメリットと僕の音楽活動の内容がかなりマッチしていたように感じます。

そのため、「e-Saxを買って良かった!」とかなり強く思っています。

ですが、一口にサックス奏者といっても、いろいろなパターンがあると思うので、ぜひこの記事を参考に、自分の音楽活動に合っているかを検討していただければと思います。

その結果、「やっぱりほしい!」となった場合は、ぜひこちらからどうぞ!↓
(左がアルトサックス用、右がテナーサックス用になります。お間違えのないようご注意ください。)

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