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Audiostockは審査基準が謎&売れないのでニコニコモンズを使おう

投稿日:2020年10月14日 更新日:

こんにちは、DolphinEです。

先日、以前通っていたDTMレッスンでお世話になった先生から、Audiostockについて衝撃の事実を教えていただいたので、そのことについて書いていきます。

またそれを受けて、「だったらAudiostockよりもニコニコモンズを使った方が良くない?」とも思ったので、その理由等も書いていきます。

Audiostockの審査基準=クオリティではない?

先生から教えていただいた衝撃の事実とは、

Audiostockの審査はクオリティの指標にはならない

ということです。

というのもなんと、メジャーアーティストに楽曲提供をしているようなプロの方であっても、Audiostockの審査に落ちているということがあるそうです。

一方で、僕のようなせいぜい中堅といったレベルのクリエイターの曲がバンバン通ってることを考えると、確かにAudiostockの審査はクオリティの指標にはならなそうに感じます。

Audiostockに登録しているクリエイターの中には、「スキルアップを目指して登録しました!」というアマチュアDTMerも結構いる印象なんですが、そういった人がAudiostockの審査を基準にして自分の実力を測ろうとするのは結構危険かもしれませんね。

DolphinE
DolphinE
実際僕もこのタイプで、「Audiostockの審査に落ちることがほとんどなくなったから、自分もだいぶ成長してきたな」と考えていたので、正直ショックでした。

Audiostockの審査基準は独特のもの?

ただ、じゃあAudiostockは適当に審査しているのか?というと、別にそういうわけではなく、Audiostockなりの基準はあると思います。

しかし、Audiostockの良い・悪いに対する考え方や価値観が、プロの考えるそれとは異なっている可能性はあるんじゃないかというのが僕の考えです。

もしそうであれば、Audiostockの審査を攻略できたとしても、その知識やスキルはAudiostock以外の場所ではあまり役に立たないでしょうから、やっぱりアマチュアがAudiostockの審査を拠り所にするのは危ないと思います。

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Audiostockは数千作登録しないと売れない?

また、これは先生から教わったというだけでなく、僕自身がAudiostockに投稿していて感じたことでもあるんですが…

今のAudiostockは競争が激しすぎて、これから本格的に参入しようとしても全然売り上げを上げることができないと思います。

POINT

Audiostockで素材を検索すると、同じ名前の人の作品ばかりが表示されることが多いです。

こういった検索でヒットしている人のほとんどが、数千作もの作品を販売しているのです。

またこれらのアカウントの中には、企業で運営しているような名前のものもたくさんあります。

そのような状況の中で売り上げを上げてまとまった金額を稼ごうとなると、数千作登録してようやくスタートラインに立てるか立てないかといった感じだと思います。

DolphinE
DolphinE
一年ほど前までは、「Audiostockはまだブルーオーシャンだ」なんて言われていて、100作ほど登録すれば売れ始めるという意見を見た気がしますが、今の状況では数百程度では話にならないと強く感じています…

新規参入するならAudiostockよりもニコニコモンズの方がオススメ

そんなわけで、これからAudiostockに参入して稼いでいくには、「Audiostock独自の審査基準を攻略し、それを意識して数千作もの作品を作る」必要があります。

そしてこれは言うまでもなく大変なことであり、それだけの労力をAudiostockに注ぎ込むなら、その分を別のサービスなりサイトなりでの活動に充てた方が良いんじゃないかなと僕は思います。

DolphinE
DolphinE
そこで僕が今目をつけているのが、ニコニコモンズの素材ライブラリーへの投稿です。


ニコニコモンズには、Audiostockにはない大きなメリットを感じることができるからです。

↑ニコニコモンズ素材ライブラリーの「音声素材の検索結果」画面

ニコニコモンズに投稿した素材はどのように利用されているかがわかる!

ニコニコモンズの大きなメリットとは、ニコニコモンズに投稿した素材が他の人によってニコニコ関連サイトで利用された場合に、そのことを通知してくれるという機能があることです。

POINT

この機能があることによって、素材投稿者は自分の作品が素材として使われていることを実感することができ、これはモチベーションに大きく貢献すると思います。

また、自分の投稿した素材がどのように利用されているのかも確認可能なため、それによって勉強になることも多くあるでしょう。

クリエイターがAudiostockで頑張るメリットとは…?

一方で、Audiostockの場合は「一度購入したら購入者が自由に使える」というサービスの性質上、クリエイターが自分の作品がどのように使用されているかを知ることは基本的にできません。

DolphinE
DolphinE
もちろん、この点が顧客に対するAudiostockの強みであり、クリエイター側もその方針を理解し同意したうえで作品を販売しているわけですから、そこに文句を言うのはお門違いではあります。


ただ、そうは言ってもやはり自分の作品がどのように使用されているかが把握できることはモチベーション維持や勉強をするうえで役に立つという事実もあるわけで…

そういった恩恵は受けられず、さらに上述したように売り上げを上げるのは非常に難しい環境であり、その上審査基準もクオリティ的に当てにならないとなれば、クリエイター側へのメリットがあまりなく「じゃあわざわざAudiostockで頑張る必要もないよね?」って感じになってしまうと思います。

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ニコニコモンズのその他のメリット・機能

ニコニコモンズをオススメしたい理由は上記のものが主なんですが、それ以外にもいくつかメリットや便利な機能があるので、それらについてもご紹介していきます。

ニコニコの作品をつなぐ「コンテンツツリー」というシステム

上述したような、自分の素材が使われたときに通知してくれる機能を担っているのが「コンテンツツリー」というシステムです。

細かい部分はニコニコ公式の説明ページを見ていただくとして、とりあえずは以下の画像がパッと見て分かりやすいかと思います。

↑「コンテンツツリーを作ろう!-ニコニコモンズ」より引用

ニコニコモンズに投稿した素材が利用された場合、その素材を「親作品」に登録してもらうというわけですね。

そして素材側から見ると、その素材を利用して作られた作品が「子作品」にあたります。

POINT

この「親作品への登録」が行われたタイミングで、親作品の投稿者に通知が入ります。

ちなみにこのコンテンツツリーという機能、子作品の投稿者が自分で利用した作品を親作品に登録する作業を行う必要があります。

こう聞くと、「そんな面倒なことやってもらえないんじゃないか…?」と思われるかもしれませんが、実際のところそういった心配は不要です。

DolphinE
DolphinE
というのも、このコンテンツツリーというシステムはニコニコ動画の投稿者等にかなり広く知られていて、「他人の作品や素材を使わせてもらうなら、コンテンツツリーへの親作品登録は投稿者として当然のマナー!」といったレベルです。


こういったレベルでコンテンツツリーの機能が広まっているのは素材投稿者としてはありがたい限りで、ニコニコ関連サイトでの利用であればほぼ確実に自分の作品や素材が利用された「子作品」を捕捉することができます。

ニコニコモンズは無料なのでAudiostockよりも使ってもらいやすい

また、かなり根本的な話ですが、ニコニコモンズの素材ライブラリーにある素材はすべて無料で配布されています。

そのため、有料販売のAudiostockに比べて利用者のハードルが低くなっており、閲覧数や再生数・DL数といった数字が伸びやすい印象です。

Audiostockとニコニコモンズでは表示される数字の種類が違うので直接的には比べられませんが、ただそれらの数字の推移を比べるとニコニコモンズの方が活気があるというか、アクティブなユーザーの数が多そうだなと感じられます。

加えて、「コンテンツツリーを通して素材が実際に利用されている作品を見ることができる」というのも、「使ってもらいやすい」という印象につながっていると思います。

あとは、Audiostockではたくさんの作品を登録しないと売り上げにつながりにくいですが、ニコニコモンズではたとえ投稿数が少なくともその素材を見つけて使ってくれる人はいるというのも大きいです。

DolphinE
DolphinE
僕の場合、ニコニコモンズに登録していた作品数が5~6程度の頃から、自分の素材を使用した「子作品」が複数投稿されていました。


やはりどれくらい頑張れば結果が出るのかわからないAudiostockよりも、実際に使ってもらった作品を見ることができるニコニコモンズのほうがモチベーション的には良いと感じますね。

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ニコニコモンズに投稿した素材の使用条件は自分で決められる

実はニコニコモンズの素材はニコニコ関連サイト以外でも利用できるものもあるんですが、そういった使用条件についてもある程度投稿者が決めることができます。

具体的には、営利目的での利用について「許可する」「許可しない」「別途許可が必要」の3つから、また利用範囲の条件について「ニコニコモンズ対応サイト」か「インターネット全体」の2つから、それぞれ選択することができます。

↑ニコニコモンズへの素材投稿時の「利用条件の設定」画面

さらに、これ以外の利用条件に変更したり新たな条件を追加することはできないものの、利用する際に配慮してほしい点を記載する箇所もあり、かなりクリエイターに優しい印象です。

DolphinE
DolphinE
僕の場合は、配慮してほしい点として「ニコニコ関連サイト以外で利用する場合には事後報告でもいいから連絡がほしい」という旨を記載しました。


↑DolphinEがニコニコモンズに投稿した素材の「利用条件」


中にはおそらく「Audiostockで有料販売しているものをニコニコモンズで無料で配布するのは抵抗がある…」という人もいるでしょう。

そういった人には、利用許可範囲を「ニコニコモンズ対応サイトに許可」にして投稿することをオススメします。

そして、素材の説明欄にAudiostockへのリンクを貼っておき、ニコニコ以外の場所で利用したい人にはそこでの購入を促すと良いかもしれませんね。

ニコニコモンズは、意外とAudiostockを利用するような立場の人でも素材を探していたりするらしいので、うまく活用することでAudiostockへの動線としても機能するんじゃないでしょうか。

ニコニコでも稼げる(かもしれない)「クリエイター奨励プログラム」

最後に、ニコニコでお金を稼ぐ方法として「クリエイター奨励プログラム」について軽くご紹介します。

詳しく知りたい方はニコニコ公式のページをご覧ください。

ニコニコモンズの素材は無料配布と言いましたが、じゃあ全く1円にもならないのかというとそうではなく、ニコニコ関連サイトに投稿された作品は「クリエイター奨励プログラム(通称:クリ奨)」に登録することができます。

そしてこれに登録することによって、動画であれば再生数やコメント数などに応じて換金可能なポイントが付与されます。

ニコニコモンズに投稿した素材についてもクリ奨に登録することが可能であり、素材の場合は利用された「子作品」の再生数等に応じてポイントが入ります。

POINT

ニコニコモンズへの素材投稿で大きく稼ぐとするなら、人気の動画投稿者に使われるなどで「子作品」の再生数が伸びるか、ニコニコの界隈内で「おなじみの素材」となって多くの動画で利用されるかといったところでしょう。

正直、運の要素を多分に含んでいるので、ニコニコモンズへの素材投稿で稼ごうとするのは、現状のAudiostockで稼ごうとするのとどっこいどっこいだとは思います。

ただ、「よくわからないAudiostockの審査を攻略しながら、売り上げの伸びないなかでも粛々と数千作作る」のと、「ニコニコで実際に利用されている作品を見ながら、自分の作りたいように作ったり、使ってくれる人のことを考えながら作ったりする」のでは、後者の方が面白そうでやる気が出るな、と僕は思います。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

最後に、今回の記事の要点をまとめておきます。

  • Audiostockの審査はクオリティの指標にはならないらしい
  • Audiostockで稼ぐには数千作品登録してようやくスタートライン
  • ニコニコモンズの素材ライブラリーであれば、どうやって使われているかが確認でき、モチベーションややりがい的にもオススメ

最近、とある事情からAudiostockへの投稿に力を入れていたんですが、そのさなかにこういったことを教えていただいて、「それならニコニコモンズの方がまだやってみようって気になるな」と思ったので、今回のような記事を書きました。

ちなみに僕は、現在もAudiostockでの販売は続けてはいますが、販売しているBGMのほとんどはニコニコモンズでも無料で配布していますwww
(しかも利用許可範囲は「インターネット全体」、商用利用についても許可しています)

DolphinEの投稿素材一覧はこちら

また効果音やジングルについてもちょっとずつニコニコモンズにも投稿していこうと考えています。

もし今後、Audiostockで購入した人が出てくれば、その人には若干の申し訳なさがありますが、これについては一応AudiostockもOKといってますし…

当分はニコニコモンズとAudiostockの両方に投稿していく感じになると思います。

ニコニコモンズにもBGMを投稿するようになったので、また以前のようなBGM紹介記事も書きたいですね。

切ないエンディング風のピアノソロBGM、Audiostockで販売中

あとは、「Audiostockの審査基準がクオリティじゃないなら、いったい何を基準にしているのか」というのも結構気になっているので、機会があればその点についての検証記事なども書いてみるかもしれません…

というわけで、今回の記事は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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